第8回「OVER80ラグビーフットボール東西対抗戦」が4月6日、東大阪市花園ラグビー場第1グランドで開催された。

日本ラグビー協会に選手登録をしている80歳以上の(オールド)ラガーマンが、北は北海道から南は鹿児島の59人が集まった。東西2チームに分かれて15分ハーフの試合を行った。90歳以上の参加者は9人。小野勉さん、永山隆一さん、平岩久秀さんら、90歳を超えても現役ラガーマンだった。

この試合は、高齢ラグビープレーヤーの増加が顕著となっており、80歳以上のプレーヤーのみでの試合を行おうじゃないかとの機運が高まったのが発端という。関係者は「2012年に東西対抗戦が始まったんです。東日本大震災やコロナ禍での休止を挟みつつも大会を継続し、今回が第8回目の大会となりました。世界にも類を見ない大会です」と、自慢げに語る。

試合結果は東軍が64-5と西軍を圧倒。関係者は「大きなけがもなく、試合後の懇親会では、互いのプレーをたたえ合うとともに、来年予定している福岡大会に、また元気で集ってラグビーを楽もうぜと、誓い合ったんです」と満面の笑みで言った。

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