「令和のクララ」こと車椅子ライバー佐藤聖菜が挑戦を続けている。2018年。21歳の時に友人の運転する車に同乗していた際に事故に遭い、頸髄(けいずい)損傷を負う。リハビリを経て20年から実家の三重を離れ名古屋で1人暮らし。連日夕方に2~3時間、長い日は5時間ほどTikTokを中心に挑戦する姿を配信する。

「事故でお母さんを泣かせたのがつらかった。お母さんのためにも前向きに生きる」と決めた。配信はリスナーへの感謝を込めて「すべてをさらけ出す」をモットーとする。リスナーから「自分も頑張ろう」「元気が出た」などの声に接すると「ああ、配信やってきて良かったと思える」。

昨年11月、Xで「夢にみてた」自立歩行の訓練を報告。平行棒に頼らず病院の廊下を歩いている。挑戦の先に「日本一の車椅子ライバーになる」を見据える。

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