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主演女優賞-深津絵里「十三人の刺客」

深津絵里
主演女優賞に輝いた深津絵里は授賞の喜びを語る

【授賞式記事】

 「悪人」が主演男優賞、主演女優賞、作品賞の3冠を獲得。深津は授賞式で共演の妻夫木、柄本明(62)樹木希林(67)満島ひかり(25)メガホンを取った李監督と同じテーブルを囲んだ。映画の同窓会のようだった。「作品が評価してもらえるのはうれしいのですが、今後また、みんなとどういう形で会えるのかなと考えると、うれしい気持ちと寂しい気持ちがわいてきました」と話した。

 劇中で深津は、妻夫木演じる殺人犯と逃避行するヒロインを好演。極寒の過酷なロケの中、ほぼノーメークでの体当たり演技に挑んだ。花束を贈呈した柄本が「深津さんはこの前『楽しいことは1つもなかった』とおっしゃっていて。楽しいことがなかった結果として、今、非常に楽しいと思います」と言葉をかけると、はにかみながら「1つ1つの寒さ、痛み。そういうものが演じる上でとても重要な力になってくれた。演じやすい環境を整えてくださった監督に感謝したい」と振り返った。

 同作品との出会いは、李監督が「光代(ヒロインの役名)」をイメージした際、最初に浮かんだ顔が深津だったことがきっかけだった。深津は原作を読んでいない段階だったが「浮かんだ瞬間が、ものを作る上で重要なポイントになる。そういっていただいた監督にお会いしたい」と動き始めた。結果、同作品でモントリオール世界映画祭最優秀女優賞を受賞。世界に作品が羽ばたいた。

 盾を手渡した前年受賞者の松たか子(33)は「輝いている深津さんのそばに、世界で何番目かに近くに立っていることが光栄です」と祝福した。

 深津は「監督が私を思い浮かべなければ賞をいただくことも、共演者と一緒に作品を残せることはなかった。出会いが大切だと実感しました。1つ1つの出会いを大切にして、無理せずできることをまじめに取り組んでいきたい」。来年も、スクリーンで抜群の存在感を発揮してくれそうだ。【岩田千代巳】

[2010年12月29日 紙面から]

 ◆深津絵里(ふかつ・えり)1973年(昭48)1月11日、大分県生まれ。中学2年の時「ミス原宿コンテスト」でグランプリを獲得。88年、映画「1999年の夏休み」で女優デビュー。ほかに映画は「ザ・マジックアワー」など。来年、三谷幸喜監督の「ステキな金縛り」が公開。ドラマ「きらきらひかる」「恋ノチカラ」「スローダンス」など。舞台でも活躍しており、今日2日から「春琴」に出演。血液型O。

 ◆悪人 土木作業員の祐一(妻夫木)は恋人もおらず、祖父母の面倒を見て過ごす青年だった。一方、佐賀に住む光代(深津)は、勤務先の紳士服販売店と妹と同居するアパートを往復する退屈な日々を送っていた。出会い系サイトで出会った2人は心を通わせるようになったが、祐一は殺人を犯していた。2人の逃避行が始まる。ほか柄本明、樹木希林、岡田将生、満島ひかりら出演。

日刊スポーツ映画大賞

「タイトル」監督 記事
作品賞 「悪人」
  李相日監督
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監督賞   三池崇史監督
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主演男優賞   妻夫木聡
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助演男優賞   稲垣吾郎
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石原裕次郎賞 「THE LAST MESSAGE 海猿」
  羽住英一郎監督
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石原裕次郎新人賞   高良健吾
「おにいちゃんのハナビ」「ソラニン」ほか
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ファン大賞 「BANDAGE バンデイジ」 記事アイコン授賞式記事
石原裕次郎賞・石原裕次郎新人賞とは
 1987年(昭和62)に亡くなった、戦後を代表するスター石原裕次郎さんの遺志を引き継ぎ、日刊スポーツ映画大賞に併設。石原プロモーションが運営に全面協力している。その年に最もファンの支持を得て、スケールの大きな作品に贈られるのが石原裕次郎賞。裕次郎さんをほうふつとさせる将来性豊かな、映画デビュー5年以内の新人に贈られるのが、石原裕次郎新人賞。賞金は各300万円、100万円。

日刊スポーツ映画賞

妻夫木聡「悪人」が主演男優賞

第23回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞の授賞式が28日行われ、妻夫木聡が「悪人」で主演男優賞を獲得。




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