中国四川省のジャイアントパンダ保護研究センター「雅安基地」に、多くの日本人観光客が訪れている。お目当ては雌のシャンシャン(9歳)。2023年2月に東京都の上野動物園から中国に返還された後も「推し活」を続け、飼育員の愛情を受けて健やかに育つ姿を見守っている。
飼育員の趙蘭蘭さん(40)は返還直後のシャンシャンについて「強いストレスで、取り乱した状態だった」と振り返る。音にとても敏感で、自然に囲まれた基地の風や、草木の揺れにも反応していたと話す。
「ご飯だよ、こっちに来て」。趙さんが、よだれを垂らしたシャンシャンの口元に果物を運ぶ。次々とほおばっていく。
日本から来た50代女性は「シャンシャンの成長をずっと見続けてきた。日本にまたパンダが来ることを願っている」と期待した。(共同)

