富岡八幡宮(東京都江東区)で女性宮司富岡長子さん(58)が7日夜に殺害された4人殺傷事件で八幡宮は9日、事件後初めて、代理人弁護士による会見を開いた。

 この日開かれた会見には、代理人の佐藤歳二弁護士が出席した。「氏子、崇敬者、日々お参りなされる皆さまには心よりおわび申し上げます」と謝罪した。今年6~7月、氏子らに対し、長子さんに対する中傷の電話が入ったため、7月10日付の内容証明で警告書を送っていたという。茂永容疑者が神社を辞職して以来、富岡家は経済的な支援を行っていたが、中傷の電話など迷惑行為を続けるなら、支援を打ち切るとの内容の警告で、九州に住む茂永容疑者に送付。迷惑行為は止まったという。

 神社本庁からの離脱をめぐる手続きで、神社本庁に対し、真里子容疑者名義の告発状が送られていたことを知ったという。内容は長子さん批判などとみられる。長子さんは神社本庁に宮司任命を申請していたが、神社本庁は「親族間の諸問題や裁判が係争中」として、任命していなかった。

 佐藤氏は神社の今後について、当面は宮司に次ぐ神職である権宮司を宮司代務者として、神事を続けていくとした。