囲碁の最年少プロ、仲邑菫(なかむら・すみれ)初段(11)は7日、大阪市の日本棋院関西総本部で打たれた第24期女流棋聖戦の予選Aで佃亜紀子五段(48)を破り、本戦トーナメントに進出した。仲邑は昨年に続いて2期連続の本戦入り。

281手で白番6目半勝ちした仲邑は「序盤からうまく打てたと思います。本戦でも勝てるように精いっぱい頑張ります」とコメントした。日本棋院は1日に仲邑が来年1月1日に日本棋院関西総本部から東京本院に移籍することを発表。移籍発表後、初白星となった。