緊急事態宣言中の先月18日、東京・銀座のクラブを訪れた際の状況について、虚偽の説明をしていたことが表面化した自民党の松本純国対委員長代理は1日、党本部で離党届を提出後、報道陣の取材に応じ、虚偽の説明だったと認めた。

実際は大塚高司、田野瀬太道の両議員も同席していたことが判明。2議員も同様に離党届を提出した。

松本氏は「後輩2人もともに訪問していたのが事実」とした上で「2人には将来もあるので、なんとしてもかばいたいという思いから『1人で行った』と説明したが、事実とは違った。私がかばったため、両議員は自ら本当のことを言い出すことができない状況になった」と釈明。「心からおわびを申し上げます」と謝罪した。取材には大塚、田野瀬両氏も同席し、3人そろって頭を下げた。

松本氏は、緊急事態宣言下でレストランや銀座のクラブ2軒のはしごした問題を「デーリー新潮」で報じられた26日、報道陣の取材に、クラブ訪問は店側の要望や陳情を聴くためで、1人で訪れたと説明していた。