日本のプロポーカー選手の第一人者で、一般社団法人「POKER NIPPON SERIES」のエグゼクティブディレクターでもある木原直哉(44)が、米ラスベガスで開催中の世界最大級のポーカー大会「World Series of Poker」(WSOP)の2種目を制した。これは日本人初の快挙でもある。

木原は日本時間6日に行われた「ノーリミット 2-7 ローボール ドロー チャンピオンシップ」(どれだけバラバラの悪い手を作るかを競う)で優勝。賞金約42万8923ドル(約6863万円)を獲得した。同8日の「セブンカード スタッド チャンピオンシップ」(7枚のカードから5枚を選び、ロイヤルストレートフラッシュ、フォーカード、フルハウスなど、どれだけ大きな手役を作れるかを競う)でも優勝し、賞金約30万1970ドル(約4800万円)を加算した。自身は2012年(平24)にも1度世界制覇を果たしている。

WSOPにはさまざまな種目があり、それぞれの優勝者にはブレスレットが授与される。木原はこれで計3本獲得した。

日本人では23、25年にりゅうたろう、24、25年に岡本詩菜が優勝しているが、同じ年に複数の種目を制するのは初めて。

木原は北海道名寄市出身。旭川東高から東大理学部を卒業後、プロのポーカー選手を目指し、12年のWSOPで日本人で初めて世界選手権で優勝した。24年のパリ五輪陸上女子やり投げ金メダリストの北口榛花(28)は高校の後輩になる。