枝野幸男前代表の辞任に伴う立憲民主党の代表選(19日告示、30日投開票)へ向けて17日、泉健太政調会長、逢坂誠二元首相補佐官、西村智奈美元厚生労働副大臣の3人が出馬表明の会見を行った。
出馬を検討中の小川淳也元総務政務官、大串博志役員室長は国会議員20人の推薦人確保へ向けて最終調整に奔走した。この日、党本部で開催された立候補予定者の事前説明会には泉、逢坂、西村の3氏と小川、大串両氏の計5陣営の関係者が出席した。
代表選の争点の1つ、共産党との野党共闘の今後について、会見した3候補は具体的な言及を避けた。泉氏は「選挙区の定数、地域事情が、それぞれ個別に考慮されていくのが当然で、党としての対応を今後、考えていく」とするにとどめた。逢坂氏も「与野党拮抗(きっこう)状態を作っていくためには1対1の構図を作ることが非常に大事なポイント」と述べた。西村氏は「これから検討していくことになる」とした。
所属する最大グループ「サンクチュアリ」(約25人)が、逢坂氏擁立を決めたことで、小川氏は推薦人確保の危機だ。逢坂氏に推薦人が集まる上、複数の党幹部やベテラン議員は菅直人元首相のグループ(約8人)が推す西村氏について「サンクチュアリや、江田憲司代表代行のグループから推薦人が出た」と明かし、小川氏の推薦人確保は難航しそうだ。岡田克也元外相、野田佳彦元首相らに推される大串氏も終日、推薦人確保に追われた。
党内グループは、他のグループとのかけ持ちが容認されるため議員数は流動的だ。告示まで残り1日。ポスト枝野の顔ぶれは最終局面を迎える。【大上悟】

