日本維新の会の東京の組織「東京維新の会」は24日、所属する東京都江東区の千田昌寛区議(43)が4月に行われた江東区議選の選挙戦中に、公職選挙法で禁止されているインターネット上の有料動画広告を出していたと公表した。
東京維新の会の幹事長を務める音喜多駿・参院議員名による「ご報告」の中で明らかにした。
東京維新によると、千田氏は約70秒の有料動画広告を約1日半にわたって出稿。周囲の指摘を受けて停止した。党側には、選挙期間中の有料ネット広告の違法性を認識しないままに出稿したと説明したという。千田氏は「(自身で)警察へ情報を提供し、捜査機関・司法の判断を待っているところ」としている。
東京維新は「司法判断の結果を待って厳格に対処していくとともに、こうした認識の相違による選挙違反が二度と起こることのないよう、再発防止に努めてまいります」として「支援者の皆さまにご心配をおかけ致しましたこと、心よりお詫び申し上げます」と謝罪をつづった。
有料ネット広告をめぐっては、同時期に行われた江東区長選で当選した木村弥生前区長(58)の陣営関係者が、区長選期間中に木村氏への投票を呼びかける有料広告をユーチューブに掲載したとして、東京地検特捜部が公選法違反の疑いで強制捜査に踏み切り、木村氏は11月15日付で辞職している。千田氏のケースも同様で、今後の展開に関心が集まっている。

