28日午後4時27分ごろ、熊本県の宇城市と氷川町で、最大震度7を観測する地震があった。気象庁によると、震源地は熊本県熊本地方で、震源の深さは約10キロ。地震の規模はマグニチュード(M)7・1と推定される。

熊本県の宇城広域連合消防本部によると、管内では119番が相次いでおり、複数のけが人が出ている恐れがある。火災も起きているといい、消防が状況を確認している。

気象庁は有明・八代海に津波注意報を出した。午後5時半から記者会見を開いた。

気象庁によると、熊本市南区などで震度6強、熊本県上天草市などで震度6弱、長崎県南島原市と鹿児島県長島町などで震度5強を観測した。

地震を受け、政府は首相官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置。高市早苗首相は、早急な被害状況の把握と災害応急対策、国民に対する的確な情報提供を関係省庁に指示した。

原子力規制庁によると、鹿児島県薩摩川内市の九州電力川内原発、佐賀県玄海町の九電玄海原発、愛媛県伊方町の四国電力伊方原発に異常は確認されていない。

JR九州によると、管内の新幹線や在来線は全線で運転を見合わせた。

宇城市では28日4時29分ごろにも震度5弱の地震があった。(共同)