政治ジャーナリスト田崎史郎氏が21日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に生出演。コメについて「私は買ったことがありません」との失言が問題となった江藤拓農相が同日、首相官邸で石破茂首相に辞表を提出し、後任が小泉進次郎元環境相(44)とされていることについて解説した。
番組では冒頭から、江藤氏が官邸に入る様子を中継。その後、江藤氏が、官邸ロビーで取材に応じた江藤氏は「ただいま、辞表を提出してまいりました」「私自身、私ではいけないのではないか、という判断を私自身でいたしました」などと述べた様子も生中継した。さらに江藤氏が「この7カ月間の間、自己評価するわけではありませんが、懸命に働きました」などと、自らの実績やコメ政策などについて語った様子も約10分間、伝えた。
田崎氏は、前日20日午前に続投方針だったことが急転したことについて「大きなきっかけは、野党5党が集まって更迭を求めることを決めて、立憲民主党が自民党側に、他の党が乗らなくても立憲民主党は大臣不信任案を出しますよ、と通告した。立憲民主党が出せば他の党が反対することは難しくなる。これで終わり」と、石破首相の判断のタイミングを解説。続投だった場合、21日午後に国会で予定される党首討論が「江藤さんの進退問題一色だった」と状況を説明した。
石破内閣に与える影響は「あると思います」としたが、「後任の大臣は小泉進次郎さんなんですね」と切り出し「昨日(20日)の深夜に石破さんと小泉さんが話をして、『受けてもらえないか?』と。小泉さんの方は『私は何を期待されているんでしょうか』と。(石破首相から)『こういうことをやって欲しいんだ』と言われて、『受けます』と。昨日深夜の段階で内定していた」と紹介。「小泉さんは、江藤さんと比べたら発信力とか、非常に高いですから、これがむしろ起死回生の一打になる可能性もありますね」と予想した。
進次郎氏は、第2次安倍政権時代の2015年10月、自民党農林部会長に就任し、農政改革に携わった経験がある。全国農業協同組合連合会(JA全農)改革にも着手し、自己改革を求めて、JA側と激しい攻防を繰り広げた。
江藤氏は18日に佐賀市で行われた自民党県連の政治資金パーティーに出席した際、価格高騰が続くコメについて「私は買ったことがありません。支援者の方々がたくさんコメをくださるので、まさに売るほどあります。私の家の食品庫には」などと、コメが高くて買えない消費者の神経を逆なでするような発言をした。

