立憲民主党の小沢一郎衆院議員は22日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、コメをめぐる一連の失言で更迭された江藤拓前農相の後任に就任した小泉進次郎農相を念頭に置いたとみられる見解を投稿した。
「石破自民党が狙うのは小泉劇場型政治の再現。かつての郵政民営化みたいな茶番劇を画策、主演俳優を決めたということ」と書き出し、「争点を一点に絞り、敵を作り、腐敗も失言も裏金も物価高も全部忘れさせる狙い。現在の郵政民営化の失敗を見るべき。国民が再び劇場型政治に騙されれば、今度こそ日本はおしまい」とも記し、警鐘を鳴らした。
進次郎氏の父、小泉純一郎元首相は2005年、長年の持論の郵政民営化が参院で否決されたのを受け、衆院を解散。「小泉劇場」と呼ばれた劇場型の選挙戦を展開し、自民党圧勝に導いた経緯がある。コメ高騰をめぐる失言で江藤氏が更迭された後、今、国民が最も関心のあるコメ価格の動向を仕切るポストに、人気も発信力もある進次郎氏が起用された背景には、農相更迭劇で大きなダメージを受けた石破首相が、窮地からのばん回を目指すための側面もあるとみられている。

