東京・築地に本店を構えるすしチェーン店「つきじ喜代村すしざんまい」が5日、東京中央卸売市場の豊洲市場でクロマグロの初競りで一番マグロを落として、5億円超の史上最高額を記録した。競り落としたのは青森・大間町の第11長宝丸(伊藤豊一船長)が釣り上げた243キロのクロマグロで、1キロ当たりこの日最高値になる210万円。1匹で5億1030万円と記録をつけ始めた1999年以降では史上最高額の値がついた。

2020年に一番マグロを落として以来、6年ぶりの復活となった。木村清社長は「もうね、カンカンカーンと競り値が上昇していった。気付いたら5億円を超えていた。もうちょっと手前でも良かったね」と、あっという間に5億円を超えていったことに驚きを含めて陽気に話した。

昨年の流行語・新語大賞を受賞した高市早苗首相の言葉を引っ張り出して5億円超のマグロを競り落としたことについて「景気が良くなるよ。働いて働いて働いて…マグロを食べて元気良くね。でも、資金繰りが大変だ、ハハハッハ」と最後はちょっと反省しながらも笑い飛ばしていた。

競りで勝った「おのでら」グループには5年連続で一番マグロを奪われていたが「おのでらさん、ありがたいね。コロナもあって、いろいろ大変だった。これからは景気を上昇させていかないといけない。高市さんにも頑張ってもらわないとね」とライバルや高市首相にも感謝の言葉を送っていた。