中道改革連合の小川淳也代表は31日、国会内で、立憲民主党の水岡俊一代表、公明党の竹谷とし子代表と会談し、模索してきた3党の合流を見送ることを正式に確認した。「3党合流がこの時点で実現しないことは大変申し訳なく残念だが、中道の精神を守り抜こうとする決意が揺らぐものではない」と主張し、衆院で公明系との統一会派の結成を目指す考えを伝えたと明かした。
小川氏は「中道改革連合に集った仲間のみなさんが再起動していくための『新たな形態』を見いだしていきたい」と述べ、3党による協力の継続を確認したとも強調。ただ「新たな形態」がどのようなものなのかは、質疑応答で再三記者から問われてもかたくなに答えず、「今の形態とは異なるのは間違いない」などと述べるにとどめた。
「分党」になるのかと具体的に問われても、「今、確たる具体的なことを申し上げることはできないが、これまでと異なる体制ということは間違いない」「この時点では『新たな形態』以上のことを申し上げる段階になく、否定も肯定もしにくい」など、「オガジュン理論」で分かりにくい説明を連発。「解釈は(報道に)お任せします」とまで述べた。
「現行の体制とは異なるのは明らかなので、近々、その具体像をお示ししたい」と主張し、「新たな形態」という表現は、あえて具体的な内容を避け、前向きなムードをアピールしているように見えるとして、「この言い方が有権者の理解を得られるか」と問われても、「ご批判は十分受け止めたいが、極めてセンシティブなタイミングなので、党内外の調整や実務的な検討を優先させていただきたい」と、慎重な物言いに終始。「登山道は変更を余儀なくされているが、目指すべき頂は変わらないことが前提だ」と、謎解きのような問答が続いた。
一方、記者から「(合流協議が)無残な結果となったこと」への感想を求められると、「一時的なご批判は甘んじて、受け止めないといけない」と述べ、「新たな形態で当初掲げた目標を達成する実践をもって、ご批判にもお応えしたい」と口にした。
「新たな形態」の具体像について、9月下旬にも召集される臨時国会までに結論が出るかどうかも「さまざまな状況整理は、けして簡単ではない。急ぎたいとは思っているが、可及的速やかにと申し上げるのが精いっぱい」として、明言を避けた。

