フリーアナウンサー羽鳥慎一は8日、MCを務めるテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に生出演。2026年のノーベル化学賞を受賞した東京理科大の硤合(そあい)憲三・名誉教授(76)の話題を伝えている際、突然飛び込んできた今朝の硤合氏の様子をとらえた「最新映像」を目にして、「今朝の硤合さん、いいですねえ。こういう人がやっぱり、ノーベル賞を取るんですねえ」と、しみじみとした口調ながら大絶賛した。
羽鳥が絶賛した映像は、ヘルメットをかぶったマスク姿の硤合氏が、ママチャリを押しながら歩き、報道陣の問いかけに応じている様子をとらえたもの。硤合氏は8日朝、インタビューにリモートで応じ、NHKでも放送された。
番組では、フランスのパリ・サクレー大のアンリ・カガン名誉教授(95)とともに同賞を授与された硤合氏の研究内容をひもとき、医薬品や香料など化学品の製造に欠かせない「不斉合成」の新たな手法を開発した経緯や、ノーベル賞受賞の前提として、さまざまな研究のもとになる「基礎研究」がいかに大切かという話題も取り上げていた。
その途中でカットインされた、硤合氏がママチャリを押す姿に、レギュラーコメンテーターの元同局社員、玉川徹氏は「自転車で(東京理科大に)通っているんですか?」とびっくり。スタッフからの言葉を受け、羽鳥は「コンビニに朝ご飯を…」と状況を説明した後で、「本当に申し訳ないですね。こんなところで…本当に申し訳ないです」と、日常をとらえてしまったことを恐縮しきりで陳謝した。
硤合氏は7日深夜、受賞を受けた記者会見で、王立科学アカデミーからの連絡を、近所のスーパーマーケットで食材の買い物をしている時に受けたと明かしていた。羽鳥が「突然来るんですね」と述べると、解説で出演していた科学ジャーナリスト委寺門和夫氏は「発表の2時間前にご本人のところには連絡がくる。いつくるかは分からない」と指摘。羽鳥が「(iPS細胞で2012年のノーベル生理学・医学賞を受賞した)山中(伸弥)先生は、自宅で洗濯機を修理しておられた(時に連絡がきた)」と応じると、玉川氏は「もしかしたらご本人は、今回ははないんじゃないかと思っていたんじゃないですかね。もしかすると。聞いてみたいですが」と口にした。
羽鳥は「でも何年か前から、そろそろ、と言われていたということは、何年か前から今日は、今日は、となっていると…スーパー行くか、今日は、となるかもしれない」とおどけながら、「いや、非常にお人柄を感じさせる買い物途中の風景だなあと」とあらためて言及した。
玉川氏が「(自転車に乗る時の)ヘルメットは重要です」と述べると、羽鳥も「さすがですね」と力を込めた。

