おもちゃに触れて、思いっきり遊べるイベント「アソボーフェスタ」が4日、東京・自由ケ丘学園高で行われた。各玩具会社から提供されたおもちゃにふれ、来場者は笑顔が絶えなかった。

同フェスタは、今回が初開催で、全国100カ所での開催を目指している。オープニングセレモニーに出席した実行委員長で、自由が丘商店街振興組合の原武理事長は「栄えある第1回を自由が丘で実施してもらえるのは光栄です。これからも子どもが喜んでもらえる機会を作っていきたい」と開催を喜んだ。

「学び」のイベントもいくつか実施された。人気だったのは、パティシエ辻口博啓氏が提唱するスイーツを通した教育「スイーツ育」。客員教授を務める産能大の授業「自由が丘スイーツプロモーション」の学生が現場を取り仕切った。同氏がデッサンしたぬり絵は5種類。色鉛筆などで塗るだけではなく、スタンプを押したり、シールを貼り付けて楽しめる。リーダーの谷山紀佳さん(3年)は「親子でスイーツ育を知ってくれるきっかけになった」とうれしそうに話した。パネル展示や同氏のビデオメッセージも流された。