田中博厩舎のスプレッドシャイン

レモンポップでフェブラリーSを制し、田中博厩舎が大きな舞台に欠かせない存在になる日は近い。デックドアウトの21（牡、父ドゥラメンテ）は「素晴らしい馬。馬格があって、俊敏さも見せる。大きな舞台に行ければ」と期待する。夏の北海道など中距離でのデビューを見込む。アズールムーンの21（牡、馬名予定ターコイズフリンジ）は雰囲気のあるブラックタイド産駒。キタサンブラックとその産駒が活躍しているように、この父系の牡馬は見逃せない。「馬体や走りのバランスがいいですね」。

田中博厩舎入厩予定の日刊スポーツ注目2歳馬

牝馬はスプレッドシャイン（父ブリックスアンドモルタル、母サンシャイン）が3月上旬に入厩し、ゲート試験に合格。6月東京デビューを予定する。「まだ幼さはありますが、動きの質がいい」とセンスを感じている。ニードルクラフトの21（牝、父アドマイヤムーン、馬名予定ソルレース）は結果を出しているゴドルフィン所有馬。「筋肉量が豊富で、立派な馬体をしています。血統的にも短い距離で期待しています」。【木南友輔】