7日(日曜)にフランスのドーヴィル競馬場で行われるモーリスドゲスト賞(G1、芝直線1300メートル)の出走馬と枠順が5日、確定した。

日本調教馬キングエルメス(牡3、矢作、父ロードカナロア)は14頭立ての8番枠からスタートする。前走ジュライC(11着)と同じ坂井騎手とのコンビ。

プラチナジュビリーSを制し、前走のジュライCで2着だったゴドルフィンのネイヴァルクラウン(牡4、C・アップルビー、父ドバウィ)は12番枠。鞍上はジェームズ・ドイル騎手が務める。プラチナジュビリーS、ジュライCでともに3着に好走しているオーストラリア調教馬アルトーリアスは7番枠。ジュライCを1番人気で7着に敗れたG1・3勝馬パーフェクトパワー(牡3、R・フェイヒー、父アーダッド)は10番枠から反撃を狙う。

モーリスドゲスト賞は98年に武豊騎手騎乗のシーキングザパールが日本調教馬の海外G1初制覇を達成したレース。98年のシーキングザパールは12頭立て3番枠から逃げ切っている。98年以来、24年ぶりの快挙はなるのか注目だ。今年、JRAによる馬券発売は行われない。