サウジC勝ち馬パンサラッサ(牡6、矢作)が、8月2日グッドウッドのサセックスS(G1、芝1600メートル)を目指すことが決まった。矢作芳人調教師(62)が25日、発表した。

以後は体調次第で8月23日ヨークのインターナショナルS(G1、芝2050メートル)へ転戦するプランもあり、天皇賞・秋(G1、芝2000メートル、10月29日=東京)も視野に入れている。

矢作師は「サセックスSに関しては、どこかでマイル戦という考えがありました。さらにマイルに使うなら、タフなマイル戦を使ってみたかった。昨年、バスラットレオン(4着)でタフなマイルということは分かっていますからね。いろいろな条件、レースの格などすべてを含めて決めました」と説明した。

前走のドバイワールドCでは10着に敗れ、現在は栗東近郊のチャンピオンヒルズで調整されている。「疲れは正直、ありました。今は回復に向かっているようです。遠征になると1カ月前には(栗東へ)入れないといけない。今後の回復にはなりますが、まだ(入厩まで)2カ月以上ありますし、十分な間隔じゃないかなと思っています」と現状を説明した。