21年にデビュー2連勝を飾って注目を集めたリブースト(牡4、佐々木)が、9日に競走馬登録を抹消された。今後は乗馬となる予定(行き先は未定)。

リブーストは、父ハービンジャー、母ディオジェーヌ(母の父ディープインパクト)という血統で、21年8月8日の新潟芝2000メートルでデビュー。川田騎手を背に勝利を収めた。続く2戦目は同年10月16日阪神の紫菊賞(1勝クラス、芝1800メートル)で、幸騎手とコンビを組む。そこでも、単勝1・3倍の圧倒的1番人気に応え、3馬身半差の圧勝を果たした。

しかし、屈腱炎を患い、そこから1年7カ月の長期休養に入る。今月3日阪神の三木特別(2勝クラス、芝1800メートル)で復帰を果たすも4着に敗れていた。

所有するサンデーレーシングのホームページでは「患部の検査を受けたところ、左前脚の浅屈腱の損傷範囲は範囲に渡っていました。正式に現役続行を断念し、本馬をこのまま引退させることになりました。強い競馬で2連勝を果たして将来を期待されましたが、ご期待に応えらずに引退となってしまったことはクラブとしても痛恨です」と報告している。