今週の日曜阪神メインは上半期のG1を締めくくる宝塚記念(芝2200メートル、25日)が行われる。

ライラック(牝4、相沢)が反撃態勢だ。末脚勝負のスタイルが定着して、昨秋の同舞台のエリザベス女王杯は2着同着。今年2戦は結果が出ていないが、日経賞(4着)も前走目黒記念(9着)も追い込み馬には厳しい展開だった。

1週前追い切りは美浦ウッドで5ハロン65秒8-11秒4と、3頭併せで精力的な稽古を消化。相沢師は「状態はずっといいよ。前走はがっかりしたけど、今回はあの形の競馬がいい方に出るかもしれない。阪神は結果を出しているし、ゲートを出た位置で我慢して運べれば」と期待する。