日曜阪神の菊花賞トライアル・神戸新聞杯(G2、芝2400メートル、24日、1~3着馬に優先出走権)に向けて21日、栗東トレセンで最終追い切りが行われた。

ダービー8着から巻き返しを図るファントムシーフ(牡、西村)は、坂路で軽快に動いた。

単走でしまいに気合をつけられると、弾むように真っすぐ伸びた。時計は4ハロン53秒3-11秒7の自己ベストタイ。

またがった梛木助手は「少し馬場が渋った中、ラストは促す程度で本当に動きは良かった。牧場の方が丁寧に接してくれたおかげで、精神面が成長した。自信を持って送り出せます」と力を込めた。