フランスギャロは3日、ハンデキャッパーの公式ブログ内で、今年の凱旋門賞のレーティングについて発表し、6戦無敗で制したエースインパクト(牡3、J・ルジェ、父クラックスマン)のパフォーマンスに128ポンドのレーティングを与えた。

これまでにエースインパクトが持っていたレーティングは仏ダービーで獲得した123ポンド。今回の128ポンドは過去10年の凱旋門賞では15年のゴールデンホーン、17年のエネイブル、19年のヴァルトガイストに並ぶトップタイの数字となり、イクイノックス(牡4、木村)に次ぐ今年の世界2位タイのレーティングと、同ブログでは紹介されている。

2着ウエストオーバー、3着オネストは123ポンド。4着のスルーセブンシーズは宝塚記念の117ポンドから1ポンド上がった118ポンド。5着のハーツクライ産駒コンティニュアスは英セントレジャーから1ポンド上がった120ポンドの評価となった。

「ロンジン・ワールド・ベストレースホース・ランキング」は世界のハンデキャッパーの合議制となっているが、今回のフランスギャロの発表の数字がそのまま採用されると、ドバイシーマCで129ポンドを獲得したイクイノックスの首位キープとなりそうだ(宝塚記念のイクイノックスは122ポンド)。