天皇賞・秋(G1、芝2000メートル、10月29日=東京)に出走予定のヒシイグアス(牡7)を管理する堀宣行調教師(55)が共同会見に出席した。21年の5着馬。7歳になっても夏場に札幌記念で5着し、状態を少しずつ上げている。G1では2着2回。この馬も戴冠を待ち望んでいる。一問一答は以下の通り。

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-前走札幌記念5着を振り返って

堀師 春の疲れの確認と、暑さを考慮して函館滞在。スムーズに秋競馬を迎えられるように札幌記念をたたいておきたいという考えでした。札幌記念に関しては特に道悪が不得意ですので、それが大きく結果に影響したと思っています。

-過程で注意されたポイントは

堀師 もともと一時期トモのバランスが崩れていたところがあったので、重馬場を走った後ですから、その疲れを見極めることが1つ大きい作業でした。そちらの方は悪かった時に比べれば大分整ってきていて、今は調教でもバランスが崩れている時のように加減をしなくても行える状況になってきていました。ただし札幌記念の後、回復を促すために緩めた時があって、この馬は特に緩めると過剰に緩んでしまうところがあるので、そこを整えるのがこの中間の課題でした。

-追い切りは

堀師 先週までの状態がやはり9月に帰ってきた時に暑かったので、そこの配慮もあり、緩さも思った以上にあった。調整はダノンベルーガと同じように遅れ気味。ただこちらは体のバランスが整ってきていたので、少しやっていける状況でしたから、先週からピッチを上げていて、今日の最終追い切りも少し当該週としてはしっかり負荷を掛けてやっています。ただしやっぱりまだ緩さ、息遣いはダノンベルーガよりできていますが、ともに80%くらい。こちらの方がもうちょっと上がってきているかなという印象です。

-古馬になってから充実

堀師 もともと晩成の傾向を示していて、その中で心身のバランスを取れないところが若い内にはありました。年を取って激しさもなくなってきて、取り扱いも含めていい方向に向いている。トモのバランスを崩した時期があって、そのときはそっちに最大の配慮をしなくてはいけなくて、ローテや調教も影響を受けました。そこはちょっといい時期を先延ばしにしているイメージで、今回7歳になりますけども、心身のバランスは取れていますし、去年や一昨年に比べれば調教の方もしっかりできている状況。7歳ですが、しっかり持って生まれた能力を発揮してほしい。