28日最終レース終了後、中山競馬場のパドックで31日付で引退する田中勝春騎手(52)の引退式が行われた。来年から調教師に転身する。

田中勝春騎手のスピーチ中、同日に引退する柴山雄一騎手が突如マイクを託されると場内は笑いに包まれ、パドックに残ったファンに向けて改めてメッセージを送った。

▽柴山騎手 ファンの皆さま、本当に寒い中、お集まりいただきありがとうございます。僕も勝春さんは大好きで偶然、同じ日に引退することになって。JRAにこうしていられることが幸せだなと思って、皆さんの応援のおかげで頑張れました。これからも若いジョッキーや皆さんいるので、競馬を盛り上げていってください。ありがとうございました。