先週に開業した福永祐一調教師(47)は、初陣から3戦連続の2着となった。親交の深い川田将雅騎手(38)を初めて起用して、2番人気プリモカリーナ(牝5)が出走。中団から脚を伸ばしたが、逃げ馬に1馬身だけ及ばなかった。

福永師は「よく走らせてくれました。馬自身は良化途上だったけど、よく頑張ってくれた。川田騎手も走りやすいように考えて乗ってくれた。いい騎乗をして馬も頑張ってくれました」と、騎手時代の後輩をねぎらっていた。

9日に初陣を迎えた福永厩舎は、同日のコーラルSで武豊騎手のレオノーレが鼻差2着となり、翌10日の阪神10Rでもマルブツプライドが2着に入っていた。この時点で3頭の出走で連対率100%。その直後の中山10R(千葉S)では、8番人気のデュアリストが8着に敗れている。