若き力でミッキーファイト(牡4、田中博)がフェブラリーS(ダート1600メートル、23日=東京)でG1初制覇を狙う。
昨秋は新設されたダート3冠最終戦ジャパンダートクラシックでフォーエバーヤングから0秒2差2着に好走。強いダート4歳世代の中でも上位の実力馬だ。
18日は美浦坂路を15ー15程度のペースで1本上がった。見届けた田中博師は「大きく変わりないですね。調教をしっかり積んでいても気持ちの高ぶりがないし、精神的にも成長して少しずつ安定感が出てきました。イメージ通りに来ているし、G1を使うにあたりいい上昇度できています」と手応えをつかんでいる。
今回は新馬戦(1着)以来となる1600メートル。距離短縮が鍵となるが、前走で制した名古屋大賞典では序盤から前進気勢が旺盛で鞍上がなだめるシーンも見られた。師は「戸崎騎手からも距離が詰まった方がパフォーマンスが変わるかもしれないという話がありました。ずっと乗ってくれていますし、微妙な変化を感じ取っている。(プラスに出る)可能性はあるなと思いました」と前向きに捉える。
中間はG1仕様の意欲的な調教にも耐えてきた。550キロを超える重厚な馬体は筋肉が浮き出てたくましく鍛え抜かれている。「まだ未熟な面はありますがどんな競馬の形になってもしっかり対応できるセンスがある。何とか今年はG1を取らせたい」と師の意気込みは強い。【井上力心】

