遠藤汰月騎手(たつき、19=伊藤伸)がデビューを果たした。模擬レースを3勝し、成績優秀者に贈られるアイルランド特別大使賞を受賞。初騎乗は3Rの予定だったが、2Rのライブリブランコ(牡、尾形)に騎乗予定だった佐藤翔馬騎手が病気のため乗り替わり、前倒しの形でデビュー。初陣は10着だった。

遠藤騎手は「乗り替わりでの初騎乗になりましたが、緊張は大丈夫でした。乗っていた方が勉強になるので、チャンスをいただけて感謝したいです。距離の間隔とかまだまだなので、今日中に覚えて、明日には新人じゃないなと思わせるようになりたいです。三浦皇成さんにアドバイスをいただいて、他馬との間隔とかとにかく安全に乗ることが大事だと言っていただきました」とコメントした。

伊藤伸師は「乗り替わりでデビューなんてね。今までないでしょ。今日はうちの厩舎は馬を使ってなかったからね。何とかレースに間に合って、馬上の顔を見たよ。スタートもちゃんと出せていたし、指示通り乗れていたんじゃないかな。デビューにあたって、『一番大事なことは』って本人に聞いたら、こっちが思っている通りの言葉が返ってきて安心した。感謝だって。馬乗りの技術のこととかではなくて、そういう言葉が出てきてくれた。だから『それはずっとだからね』って言って見送った。ここから経験を積んでいければ」と安堵(あんど)の表情で語った。