街中では耳馴染みの決済音が、意外なことに、車券売り場から聞こえてきました。
「ペイペイ!」
函館競馬の調教取材を終えたあとに足を運んだ函館競輪場。よく見ると、一部の発売機に「PayPay使えます」との表示が。1年前に訪れたときは現金オンリーだったはず。そう思いつつ、近くにいたスタッフに尋ねたところ、今春からキャッシュレス決済に対応した機械が導入されたとのことでした。
JRAでは昨年10月、インターネット投票「即PAT」がPayPayの連携に対応しましたが、「紙」の投票券のQRコード決済対応は目新しい。あらためて翌日、函館市競輪事業部に問い合わせたところ、こんな回答がありました。
「昨年8月にオールスター競輪を開催したさい、有人の臨時窓口で試験的にPayPay決済に対応しました。無人の発売機で対応するようになったのは今年4月からです」
ファンの利便性向上のために導入された新サービス。地方競馬ではすでに大井で同様の投票端末が設置されていますが、公営競技全体で見ても、まだ広がり始めたばかりの取り組みです。いつかJRAの馬券売り場でも、あの耳馴染みの決済音が響くようになるかもしれません。

