障害競走でG1・9勝を挙げ、「絶対王者」として多くのファンに愛されたオジュウチョウサン(牡14、父ステイゴールド)が種牡馬入り3年目となる今年も種牡馬活動を続けることがわかった。長山尚義オーナー(79)が明らかにした。
同馬は父ステイゴールド、母シャドウシルエット(母の父シンボリクリスエス)という血統。美浦の和田正一郎厩舎で障害競走転向後に才能を開花させ、石神深一騎手が主戦を務めた。中山グランドジャンプで6勝(5連覇含む)、中山大障害で3勝を挙げ、18年秋には武豊騎手とのコンビで有馬記念にも参戦(9着)。大きな話題を呼んだ。22年の中山大障害(6着)をラストランに現役を引退し、現在はヴェルサイユリゾートファームでけい養されている。
種牡馬入り初年度の23年は8頭に種付けし、24年に生まれた初年度産駒は4頭が血統登録。昨年は5頭に種付けを行い、今年も2世代目の産駒が誕生している。
長山オーナーは「所有する繁殖牝馬シアワセデスが生んだ初年度産駒(牡1、馬名予定はタクミオジュウ)は素晴らしい馬だと思います。あれだけ活躍してくれたオジュウの子ですし、お母さんはスピードのある馬だったので、きっと活躍してくれると思います。自分が所有するオジュウの子の馬名には冠名の『チョウサン』ではなく、『オジュウ』を付けることにしました。みんなが『オジュウの子だ』ってわかりますからね。今年も私が所有している繁殖牝馬2頭に種付けします。産駒の数は少ないかもしれませんが、夢とロマンを追いかけたい。ファンの皆さまにはこれからもオジュウと、オジュウの子を応援していただければと思います」と語った。

