米国3冠競走を締めくくるG1ベルモントSが7日(日本時間8日午前8時04分発走予定)に近づきました。
ベルモントSのオリジナルはベルモントパーク競馬場のダート2400メートル戦ですが、同競馬場が来春まで改修工事中のため、昨年に続いてニューヨーク郊外のサラトガ競馬場に舞台を替えて距離も400メートル短い2000メートルで開催されます。
月曜に発表になった出走メンバーは8頭です。3冠競走に皆勤出走はG1ケンタッキーダービー(ダート2000メートル)の2着馬で、G1プリークネスS(ダート1900メートル)で見事に巻き返したジャーナリズム(父カーリン)だけ。プリークネスSとベルモントSの2冠がなれば、第2次大戦以降では11頭目となります。
前売りの人気はケンタッキーダービー馬のソヴリンティ(父イントゥミスチーフ)が2.75倍、ジャーナリズムが3.0倍で2強ムード。レース直前に脚をぶつけてケンタッキーダービーを取り消したロドリゲス(父オーセンティック)と、これに代わって繰り上がって出走し、ジャーナリズムに首差3着したバエザ(父マッキンジー)が、ともに6.0倍で3番人気タイとなっています。
2強を追う立場のバエザは、一昨年のケンタッキーダービーを制したメイジ(父グッドマジック)、昨年のベルモントSの覇者ドーノック(父グッドマジック)の半弟、一昨年のセリで129万ドル(約1億8700万円)で落札された高額馬です。
まだ1勝馬で重賞は未勝利ですが、ケンタッキーダービーで披露したタフな末脚はライバルに勝るとも劣らぬもの。バエザが大仕事を成し遂げれば、母プカの産駒が3年連続米クラシック制覇という快挙を達成することになります。【ターフライター・奥野庸介】(ニッカンスポーツ・コム/極ウマコラム「ワールドホースレーシング」)


