日本海積丹町の野塚から神恵内で磯釣りを楽しんだ。札幌夢釣会第2回大会が11日に開催された。当初は瀬棚方面の大会だったが、強風のため安全を優先し積丹半島に変更したが、ホッケを中心にカレイ、ソイ類が上がった。

 優勝した大野昭彦さん(52)は神崎漁港を狙った。夜明け前は大型ではないがソイ類がヒット。午前8時ころにはホッケが入れ食い。小型主体だったが終了間際に大会身長賞の44センチホッケを釣り、総合と身長賞の完全Vを飾った。

 神恵内に入釣した小坂俊憲さん(64)が2位。優勝した大野さん同様、明るくなってからホッケが釣れだした。ほかにカレイなどを追加し、確実に点数を稼いだ。3位は佐々木由則さん(55)で、神崎でホッケやカレイを釣り上げた。

 積丹半島は釣り時期が長く人気スポットだけに、釣り人が多い。優勝の大野さんが入釣した神崎漁港では釣り場を確保するロープが張っていたという。ゴミ捨ても含めて、釣り人はマナーとモラルを守り、釣りを楽しんでほしい。【リポーター・藤本康隆=42】

 ◇札幌夢釣会 ▽総合(2身+5匹) (1)大野昭彦920点(2)小坂俊憲860点(3)佐々木由則831点(4)吉野繁将783点(5)神原照雄675点▽身長 大野ホッケ44センチ