いよいよシーズン到来のサクラマスを狙い9日、太平洋側胆振方面の白老沖に出掛けた。まだシーズン序盤で数は上がらなかったが、銀ピカの姿が見られた。

午前5時30分、白老漁港から清栄丸(八谷武四郎船長、【電話】090・9524・9493)に5人が乗船し、50分ほどの沖に向かった。サクラマス用仕掛け、ジグにバケ600グラム。水深98~105メートルを狙った。

今季はスケトウダラが多く、この日は底から上まで群れていて苦戦。格闘する合間にサクラマスが単発で釣れた。前日までは2キロオーバーが4、5匹釣れていたが、この日は1・5キロほどが中心で、タナも浅い7~10メートルがほとんどだった。

この日の釣果は、1人当たり48~50センチのサクラマス0~3匹、45~60センチのスケトウダラ80~100匹、ソウハチとホッケが船中数匹。参加者はバケ仕掛け、ジグなど思い思いの仕掛けで狙ったが、終始スケトウダラに悩まされタナも小さく、サクラマスが見え始めたのは中盤からだった。それでも八谷船長は「サクラマス狙いは始まったばかり。今後に期待できるでしょう」と話していた。【リポーター・竹鼻雅己=68】