ヤリイカ狙いで9日、積丹半島古平漁港へ出掛けた。午前9時30分、宝勝丸(本間船長、【電話】090・6263・3019)に11人が乗船し、古平漁港から約30分の厚苫沖へ。時々吹雪く時間帯もあったが、数を釣ることができて楽しめた。

水深40~50メートル。波の揺れでアタリが取りづらく繊細な釣りだったが、ベテラン組は底から中層まで手釣りで誘うテクニックを使いながら数を釣っていた。

ヤリイカは日中から夕方までの釣りになり単発が多いが、ダブルで釣れることもある。ただ足が弱く、巻き上げ時に切れて足だけの時も何度かあった。

マイカも中型が釣れ、繊細なヤリイカとは違うアタリと引きを楽しみながら釣った。仕掛けはさかな型針11センチと14センチを使用。沖上がりは午後4時30分。釣果は1人当たり15~25センチヤリイカが10~40匹、20~25センチマイカが10~40匹、35~40センチホッケ0~6匹だった。本間船長は「ヤリイカ狙いは凪次第で今後も続きます」と話していた。【リポーター・竹鼻雅己=69】