風邪が流行する季節になりますね。医師から、風邪っぽいと思った時にする対処法を教えてもらいました。

 ◆1位 十分な睡眠・休息をとる

 ・休息・栄養・睡眠に勝るものはない。また風邪は薬では治りません(救急医療科、30代男性)

 ・やはり安静が大事。薬は二の次(一般外科、50代男性)

 ◆2位 うがいをする

 ・うがい、手洗いは感染対策の基本です(心療内科、60代男性)

 ◆3位 漢方の服用(葛根湯・香蘇散など)

 ・やや熱めのお湯で、葛根湯2包を内服します。それで足りなければ、1時間後くらいにさらに内服します。たいがい、それでスッキリします(産婦人科、50代男性)

 ・すぐに常備している葛根湯を飲みます。休むとか寝るとか、仕事の都合上あまりできないです(脳神経外科、30代男性)

 ◆4位 しっかりした食事

 ・栄養バランスを考えてビタミンをよく取る。豚肉はよいと思います(一般内科、40代男性)

 ◆5位 体を温める

 ・体を温めることは、免疫力向上につながる(循環器外科、50代男性)

 ・入浴して体温を上昇させ、その後体を冷やさないようにして寝る(腎臓内科・透析、50代男性)

 いわゆる風邪といわれる上気道感染症という病気は、ウイルス感染によるものがほとんどです。ウイルス感染症には抗菌薬は効かないので、風邪に抗菌薬を処方するのは効果がありません(全く意味がないわけではありませんが)。基本的には対症療法的に回復を待つのが一番なので、水分と十分な睡眠を取るようにしましょう。

 医師が体調不良で病院を休むのは、インフルエンザなどの感染症にかかったときくらいです。アンケート結果からは、特別なことをしているわけではなさそうです。なにより十分な睡眠、休息と栄養が大切ですね。

 ◆真鍋歩(まなべ・あゆむ)医師・医学博士。1984年(昭59)7月6日生まれ、東京都出身。日大医学部卒。専門は眼科。現在、日大病院眼科研究医員として臨床・研究に従事しながら、メドピアグループが提供するオンライン医療相談サービス「first call」運営に参画。自身も同サービスで健康相談に応じる。