2018年メイヨークリニックの発表によると、運動習慣のある人は、運動習慣のない人に比べて平均寿命が長いことがわかった。

テニスが最強

テニスをする人の平均寿命は9・7年も長く、種目別1位。ぼくもテニスを20年ほど楽しんだ時期がある。ダブルスで地域の大会に出たこともある。今はテニスはやってないが、スポーツジムに通い、冬は連日スキーに行く。同調査でジムは寿命延伸1・5年。寿命は伸ばすがそれほどではなかった。スキーは調査対象となっていないのが残念。

他のスポーツは、バドミントン6・2年、サッカー4・7年、自転車3・7年、水泳3・4年、ジョギング3・2年、健康体操3・1年。昨年「長生き鎌田体操」という本を書いた。佐賀では「鎌田實のがんばらない健康長寿実践塾」で、1100人の塾生たちが鎌田体操を続けている。福島県の西会津町でも健康体操を広げ、平均自立期間が男性2・1歳、女性2・8歳伸びた。スクワットやかかと落としなどの健康体操には一定の成果が出ていると言えそうだ。

ぼくの患者さんに80代後半で軟式テニスを続けている女性がいる。一時コレステロールの薬を飲んでいたが、今は薬なし。高齢者のテニスはダブルスが多く、コミュニケーションも寿命を伸ばす大きな要因と言える。ポイントが決まるごとに体力回復時間があり、インターバル運動という点も大きい。大会は年齢枠で行われることが多く、「80歳を過ぎると参加者が減って、全国大会も夢じゃないのよ」と笑いながら話してくれた。