年を重ねるとともに心配になるのが、フレイル(虚弱)だ。筋肉がやせていくことから始まり、日常生活動作がおぼつかなくなって、要介護状態になる前段階のこと。これを防ぐには、たんぱく質をしっかりとること。
早稲田大学の研究グループの発表では、たんぱく質を含む充実した朝食は、高齢者の筋肉量の維持や増加にとって重要だとしている。
たんぱく質は朝がいい
たんぱく質は、夕食でとる人より朝食でとる人のほうが、筋肉量や握力が高いことがわかった。「朝たん」がいいのだ。手軽でおすすめなのは、サケとキノコにバターを落としたホイル焼き。カボスやレモンを絞るとカルシウムの吸収がよくなる。
朝食がいい睡眠をもたらす
朝食と睡眠は無関係と思う人がいるかもしれないが、そんなことはない。睡眠誘導物質のメラトニンは、幸せホルモンと言われるセロトニンから作られる。そのセロトニンの材料になるのが、トリプトファンという必須アミノ酸。大豆製品や乳製品、卵、鶏肉、バナナ、リンゴなどに豊富に含まれている。
ぼくは、プレーンヨーグルトにバナナをいれたバナナヨーグルトや、甘酒にバナナジュースを加えた甘酒バナナなどを朝食にとっている。
朝食の大切さを新刊「鎌田式ズボラ朝メシ!」(エクスナレッジ)にまとめた。一人暮らしの男性でも手軽にできるレシピや、朝からとりたい食材をたくさん紹介している。ぜひ、毎朝の食を見直し、もっと健康になるための攻めの朝食を始めてほしいですね。

