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マー君に新兵器 靱帯断裂補完グラブ

新しいタイプのグラブでキャッチボールする田中(丸写真は14年用)(撮影・菅敏)
新しいタイプのグラブでキャッチボールする田中(丸写真は14年用)(撮影・菅敏)

 【タンパ(米フロリダ州)20日(日本時間21日未明)=四竈衛】メジャー2年目を迎えるヤンキース田中将大投手(26)が、21日(同22日未明)のキャンプ初日を前に、新型グラブを準備したことが分かった。細部にこだわった新たな相棒と、エースとしての基盤固めに挑む。

 いよいよメジャー2年目のキャンプイン前日(日本時間21日未明)、田中は球場入りして、身体検査などを受け、万全の態勢を整えた。今季は新型グラブでスタートさせる。19日(同20日)は、マイナー施設でブルペン入りした。速球、カーブ、スライダー、チェンジアップなどの変化球を交えながら、21球の投球練習を行った際に新グラブを使用。現在では「テスト段階」とはいえ、投球バランスへの影響をも考慮した、こだわりの「逸品」を武器に、新エースとしてフル稼働する考えだ。

 昨季7月上旬、右肘靱帯(じんたい)部分断裂のため、途中離脱した田中にとって、利き腕ではない左手に着用するグラブも、フルシーズンを投げ抜くうえでは、重要なアイテムのひとつだった。というのも、ボールを離す直前、左手を体近くに引き寄せる際、グラブの中で拳を握りしめるような動きと感覚を重視。オフ期間には、ブランドアンバサダー契約を結ぶ「ミズノ社」と話し合い、改良を加えた。その結果、薬指と小指を1カ所に入れ、人さし指を従来より中指寄りに出す、外野手タイプに近い「田中モデル」が完成した。近く発売される予定もあるという。

 鳴り物入りでデビューしたメジャー1年目の昨季は、13勝5敗、防御率2・77と好成績を残したものの、故障のため、先発は20試合止まり。ヤ軍がプレーオフ進出を逃したこともあり、田中自身はまったく納得していない。2年目を前に、野手ではない田中が、そこまでグラブにこだわるのも、少しでも投球にプラスになるために違いない。用具にまで細心の注意を払う姿勢は、新エースとしての自覚の表れと言っていい。

 [2015年2月21日9時2分 紙面から]









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