ドジャースがカブスに大勝し、対戦成績を4勝1敗として、1988年以来29年ぶりとなるワールドシリーズ出場を決めた。

 ドジャースは1回表、3番ベリンジャーの適時二塁打で先制した。

 2回表には、6番ヘルナンデスのソロ本塁打で1点を追加した。

 さらに、3回表にはターナーの適時打、ヘルナンデスの満塁弾で一挙5点。4回にも2点を加え、リードを広げた。

 ヘルナンデスは9回表にも2ランを放ち、1試合3本塁打をマークした。

 先発カーショーの後を受け、9-1と8点リードした7回裏には、前田健太投手(29)が登板。初の連投となったが、右打者3人を相手に1回無安打無失点2奪三振と、完璧に封じた。

 今PSは救援として、5試合連続で無安打無失点無四死球となった。

 試合後、シャンパンを浴びた前田は「すごくうれしいです。役割は違いますけど、こうやってチームの勝利に貢献できたことはうれしく思いますし、ワールドチャンピオンになるために米国に来たので、あと少し頑張りたいと思います」と笑顔で話した。

 また、ダルビッシュ有投手(31)は「周りが思っているほど、まだうれしくはないですけどね。最後まで終わってないので」と、冷静に話した。

 なお、ワールドシリーズは、24日(同25日)からドジャースの本拠地ドジャースタジアムで、「ヤンキース-アストロズ」の勝者との間で行われる。