エンゼルスとマイナー契約で招待選手の大谷翔平投手について、全国紙USAトゥデー(電子版)が21日付の特集記事の中で、エンゼルスの球団幹部が開幕メジャー入りを示唆したと報じた。29日(日本時間30日)のアスレチックスとの開幕戦に指名打者で出場し、31日(同4月1日)の同戦に投手として先発する予定という。

 エンゼルスのエプラー・ゼネラルマネジャー(GM)は、アリゾナ州テンピのキャンプ施設で「キャンプが終わるまで(開幕の)出場選手登録については決めていない」と報道を否定した。

 投打の「二刀流」に挑む大谷は投手として登板した4試合全てで失点し、打者ではオープン戦の打率が1割7厘と好結果が出ていない。ただ、ソーシア監督が「投球の質は改善されている。(打席でも)タイミングは良くなっている」と語っていたように、着実な前進ぶりは首脳陣に評価されている。