マーリンズの田沢純一投手は、ミルウォーキーで行われたブルワーズ戦で3-5の6回途中に登板し、2/3回を2本塁打など4安打で6失点を喫した。チームは3-12で大敗した。

 緊急登板で大量失点した。6回1死三塁、打者と対戦途中で負傷降板した味方投手を救援した田沢は「言い訳にはできない。しっかり投げられなかった自分の責任」と言うしかなかった。

 「ああいう形での登板は今までなかったと思うが、準備自体はできていた」と言うものの、いきなり適時二塁打された。さらに2点適時打を許すと代打ブラウンに3ラン、アーシアにソロと2者連続本塁打を浴びる。試合を一方的にし「ずるずる相手の流れのままにいってしまった」と嘆いた。

 昨季は勝ちパターンの継投を担う期待に応えられなかった。巻き返しに懸ける2年契約最終年の今季、1・69だった防御率は一気に6・35に悪化した。「もう少し、まとまった投球ができていれば」と悔やんだ。