レッドソックスのJ・D・マルティネス指名打者(30)が2本のホームランを放ち、チームは13安打を喫しながらも相手をシャットアウトした。

 マルティネスは2回にペスキーポール(右翼のファウルポール)際に14号を放ってチームに先制点を与えると、アンドルー・ベニンテンディ左翼手の2ランで3−0として迎えた5回には、センターの最も深いところへ約135メートルの15号ビッグアーチを放った。

 これがレッドソックスで初のマルチ本塁打となったマルティネスについて、ムーキー・ベッツ右翼手は「彼みたいなことができる選手はほかにいないだろうね。だからこそ彼は比類なき存在なんだ。彼ならこの球場のどんなところにでもホームランを打てる」と、チームメートのパワーに圧倒された様子だった。

 レッドソックスはオリオールズとの4連戦で3勝を挙げ、対オリオールズの今季成績を6勝1敗とした。