米大リーグ機構のロブ・マンフレッド・コミッショナーが17日、今年7回目のオールスターに選ばれたエンゼルスのマイク・トラウト外野手(26)について、自分を売り出せばもっとビッグなスターになれると述べた。

 トラウトは2015年のオールスターで38年ぶりとなる先頭打者ホームランを放つ快挙を成し遂げ、メジャー初の2年連続オールスターMVPに輝いた。

 マンフレッド・コミッショナーは、「マイクは本当に素晴らしい選手で、人柄も最高だ。もし彼が広告という分野でもっと頑張ったら、自身のブランドをものすごく大きくすることも可能だと思う」と述べた。

 その一方で、同コミッショナーは「彼はやりたいこととやりたくないことを明確に分けており、自由な時間でもそれは同じだ。選手のマーケティングで結果を出すには、本人が決断し、そこに携わることが必須。時間もかかるし、努力も必要なことだ」とも話し、トラウトは自らマーケティングをしないという選択をしていると述べた。