ア・リーグの今季MVPに輝いたエンゼルスのマイク・トラウト外野手(28)が、「ことしは最もタフな1年だった」と振り返っている。

米大リーグは14日に今季のMVPを発表し、ア・リーグからはトラウトが14、16年に続く3年ぶり3度目、ナ・リーグからはドジャースのコディ・ベリンジャー外野手兼内野手が初めての受賞となった。

ことし9月に足の手術を受けシーズン絶望となったトラウト。134試合の出場にとどまったが、出塁率は今季メジャートップの4割3分8厘を記録し、打率2割9分1厘、104打点、さらにキャリア最多45本塁打をマークした。

エンゼルスでは7月にテキサス州の滞在先ホテルでタイラー・スカッグス投手が27歳の若さで急逝している。トラウトは、「ことしはおそらく最もタフな1年だった。シーズン最後はチームにとって、精神的にも感情的にも極めて苦しいものだった」と、今季を振り返った。(AP)