ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が18日、アストロズはサイン盗みを行った2017年ワールドシリーズタイトルを剥奪されるべきだと述べている。

2017年にサイン盗みを行ったアストロズは、同年のワールドシリーズで優勝。サイン盗みが明るみとなり、GMと監督が解任されたが、選手は処分を受けていない。

ジャッジは「不正をして手にしたもので、自分の力で得たものではない。私はそう感じている。努力して獲得したものではなかった。競い合い、正しいやり方で最後まで戦って手にしていない」とし、「競争というものの醍醐味は命がけで戦うことであり、良い選手、良い人間がトップに立つということ」などとコメント。

さらに、MLBのロブ・マンフレッド・コミッショナーによるペナルティーは不十分だったとするカブスのダルビッシュ有投手の意見を引き合いに、「ダルビッシュも言っていたが、もしオリンピックでプレーして金メダルを獲得し、不正を行っていたことが分かったら、メダルをキープできない」と続け、アストロズのタイトル剥奪を支持した。(AP)