ヤンキースのクリント・フレージャー外野手は12日、マスク着用がもはや「自然なこと」に感じられるようになってきたとし、レギュラーシーズンの試合中もマスクを外さない意向でいることを明かした。MLB公式サイトが伝えている。

ヤンキースでは今月、アロルディス・チャプマン投手、DJ・ラメーヒュー内野手、ルイス・セサ投手の新型コロナウイルス感染が発覚している。

同球団では選手はクラブハウス内でマスク着用が求められ、ベンチやブルペンでもマスクを着けなければならないが、試合中、フィールドに出ている間は任意でマスクを外すことが認められている。しかし、フレージャーは先週の打撃練習中もマスクを外さず、紅白戦で打席に立った時も着用していた。

同選手は、試合中もマスクを着けることで自分の周りにいる人々の健康を守ることができると述べ、さらに「ただ、マスクを着用することは難しいことではないし、正しい行為であることを示したい。可能な限りマスクを着けている姿を見せることで、それを見た誰かが同じようにしてくれることを願う」とも語った。