山口俊投手が所属するブルージェイズが、トロントのダウンタウン再開発計画の一部として現本拠地のロジャースセンターを取り壊し、新球場の建設を検討していることが分かった。カナダのグローブ・アンド・メール紙が、関係者からの情報として27日に報じた。

計画によると、現存の施設の南側と隣接する駐車場の部分に新球場を建設し、北側は居住棟、オフィス棟、小売り施設、公共スペースに生まれ変わるという。

また、もしもロジャースセンター跡地への建設計画がとん挫した場合は、湖に面した土地に新球場を建てる案も検討中だという。

開閉可能な屋根を持つロジャースセンターは1989年にスカイドームとしてオープン。それ以来、ドーム状の屋根はトロント市の景観の象徴となった。2004年にロジャース社が買収した。