2014年に楽天でプレーしたセルジオ・ミトレ元投手(40)が、元パートナーの1歳10カ月の娘を暴行と殺害した罪で、懲役50年の実刑判決を下された。米紙ニューヨーク・ポストが伝えている。

英紙デイリー・メールによると、女児は性的暴行を加えられており、死因は出血性ショック。検察官は、ミトレは女児の母親である元パートナーと口論したあとに女児の背中を殴ったと説明。女児は嘔吐や意識喪失となったため、母親により病院に運ばれたが亡くなったという。

米カリフォルニア州出身の同氏は03年にカブスでデビューし、ヤンキース時代の09年にはワールドシリーズ制覇に貢献。11年を最後にメジャーでの出場はなく、その後はメキシカンリーグでプレーした。14年に楽天と育成契約を結んだが、1軍登板はなく1年で退団。メジャー通算143試合で13勝30敗1セーブ、防御率5・21の成績だった。