マリナーズの球団殿堂入りを果たしたイチロー氏(48)が28日(日本時間29日)、ケン・グリフィー・ジュニア氏(52)ら他の球団殿堂入り選手3人と試合前にトークショーを行った。イチロー氏について語り合う内容で、マリナーズで初めて球団殿堂入りしたアルビン・デービス氏(61)は「イチローが愛弟子フリオ・ロドリゲス外野手にどう手本を示しているか、見ているだけで感銘を受ける」と話し、偉大な指名打者として実績を残したエドガー・マルティネス氏(59)も「彼は野球の知識が本当に深い。若手選手にとっては、彼を見ているだけで貴重な経験になる」とたたえた。

グリフィー氏は19年の東京ドームでの日本開幕戦でイチロー氏が現役を引退したときの思い出を振り返り「最後の球場を一周する姿を見て鳥肌が立った。人生の中で見た最高の場面のひとつ」と話した。

イチロー氏は前日のセレモニーでのスピーチについて「シアトルのファンの方と、また強い関係ができたことが一番大きかった」と振り返り「僕の全力のメッセージがワンちゃん2匹に負けた。それがちょっと悲しかったです」とユーモアも忘れなかった。